新しい生活のスタートを迎える引越し日。当日に必要なものが揃っていないと慌ただしい一日になってしまいがちです。そこで今回は、特に賃貸マンションに入居する際に用意しておきたいアイテムと、持って行くと便利な道具をご紹介します。あったら助かるアイテムや逆に不要なものも併せてお届けします。これから新生活を迎える方は、ぜひ参考にしてください。
1. 引越し当日に必要なもの
引越し当日にまず揃えておきたいのが「生活に不可欠なもの」。照明や掃除用具など、当日すぐに必要なものは、到着後の生活がスムーズに始められるよう、忘れずに用意しましょう。
照明器具と脚立
新しい部屋には照明が付いていないことも多いため、事前に確認し、必要であれば用意しておきましょう。賃貸マンションでは、天井が少し高めに設定されていることが多く、脚立がないと取り付けが難しい場合があります。特に初めて入居する物件では、照明の位置や設置方法も不明なことがあるため、簡単な脚立があると便利です。
ポイント:脚立は不要かも? 引越し業者に照明の取り付けをお願いできる場合もあるので、当日自分で作業が必要か事前に確認しましょう。また、友人や家族に頼むのもおすすめです。
掃除道具
引越し当日は清掃が行き届いていないこともあるため、掃除道具も持参しましょう。特に「床拭きシート」や「簡単に使えるモップ」などは手軽に持ち込め、掃除がしやすいです。床の汚れや窓枠の埃を手早く拭き取れるため、まず最初に使う道具として活躍します。バケツや洗剤類も忘れずに。
おすすめの掃除アイテム
- フローリング用ウェットシート
- キッチンペーパー(多用途に使える)
- ゴミ袋(引っ越しゴミの分別用としても役立つ)
害虫対策アイテム
賃貸物件の入居時、特に初めての物件では害虫対策も気になるところです。「燻煙型」などのアイテムは、入居前の空き部屋の状態で使用するのがおすすめですが、火災報知器の誤作動を避けるためにも注意が必要です。報知器の影響がないことを確認して使用しましょう。
2. 生活用品で当日にあったら便利なもの
実際に生活するには、日常の道具も欠かせません。少なくとも初日の夜や翌朝に必要なアイテムを持ち込んでおくと、入居後すぐの生活が格段に楽になります。
簡易な食器類やキッチン用品
すぐに必要なのは、最低限のキッチン用品です。カップや紙皿、割り箸などの簡易な食器類があると、荷物の開梱を待たずに飲み物や食事が楽しめます。すぐ使えるペットボトル飲料やお惣菜を用意しておくと便利です。
その他おすすめキッチン用品
- 軽い鍋や小さいフライパン
- コップやティッシュ
- 簡易なインスタント食品やスナック
寝具・バスタオル
引越し初日は作業が多く、夜遅くに到着することも珍しくありません。布団の設置が間に合わない場合でも、タオルケットやバスタオルを敷いて簡易的なベッドにすることができます。余裕があれば、折りたたみ可能な小さなマットレスも便利です。
3. 入居当日から使える便利な家電
引越しの際、電源が入っていないと困るものもあります。早めに準備しておくと、入居後の生活が格段に快適になります。
照明付きのコードレス掃除機
コンセントが使えない状況でも使えるコードレス掃除機は非常に便利です。引越し当日は電気の開通確認ができていないこともあるため、充電式の掃除機があると、荷解き後すぐに掃除が可能です。また、LEDライトが付いているものを選ぶと、玄関や廊下の清掃がしやすくなります。
電気ポットや電気ケトル
引越し初日から暖かい飲み物が欲しいときには、電気ポットや電気ケトルがあると助かります。特に冬場は温かい飲み物が欲しいので、セットしておくと翌朝まで温かいお湯が飲めます。ポットやケトルはコンパクトなものが使い勝手が良く、置き場所にも困りません。
4. 持っていかなくても大丈夫なもの
一方で、当日でなくてもよいものや、物件の設備が充実していれば不要なものもあります。次に、意外と持っていかなくてもよいものを紹介します。
食器棚や大型収納家具
賃貸物件には収納が付いている場合もあるため、大きな収納家具は後日検討しても十分です。実際のスペースに合わせて追加の収納を用意すると、より便利に活用できます。
冷蔵庫や洗濯機
これらの大型家電は、引越し直後でなくても数日間過ごせる場合があります。近隣のスーパーやコインランドリーを利用して、数日後に家電を設置すると、スムーズな引越しが可能です。
5. 入居当日の手続きと注意点
鍵の受け取りと確認
入居当日は、まず不動産会社や管理会社から鍵を受け取ります。
- 玄関の鍵だけでなく、メールボックスや駐輪場の鍵も確認しましょう。
- 鍵の複製が必要な場合は、管理会社の許可が必要な場合があります。
水道・電気・ガスの開栓確認
ライフラインの開通は、快適な生活を送る上で欠かせません。
- 事前に各供給会社に連絡し、開栓日を予約しておきます。
- 入居当日、実際に水道、電気、ガスが使用できるか確認します。
- 問題がある場合は、すぐに管理会社や各供給会社に連絡しましょう。
室内の損傷チェック
入居時の室内状況を確認し、記録しておくことが重要です。
- 壁や床のキズや汚れ
- 設備の動作確認(エアコン、給湯器など)
- 窓や扉の開閉具合
問題があれば、写真を撮って管理会社に報告しましょう。これにより、退去時のトラブルを防ぐことができます。
7. 入居当日を快適に過ごすためのまとめ
賃貸マンションへの入居当日は、準備次第で格段に快適となります。照明器具の準備や害虫対策、掃除用具の持参など、ポイントを押さえておけば安心です。
また、家電や大きな家具は必要に応じて後日追加し、まずはシンプルに生活をスタートさせるのも一つの手です。
新しい生活が快適なものになるよう、準備をしっかり整えて、楽しい賃貸生活を始めましょう。
最後に、入居後も定期的に部屋の状態をチェックし、問題があれば早めに管理会社に相談することで、長く快適に過ごせる賃貸生活を送ることができます。
新生活の準備、頑張ってください!